あなたは睡眠にどれくらい時間をかけていますか?
あなたは毎日、どのくらい眠れていますか。
実は日本人の睡眠時間は、世界的に見ても短いことで知られています。
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、平均睡眠時間が長い国では9時間前後あるのに対し、日本はおよそ7時間程度です。さらに調査方法や年代によっては、6時間を下回る人も少なくないとされています。
忙しい現代社会では、仕事やスマートフォン、娯楽の影響で睡眠時間が削られがちですが、その影響は思っている以上に深刻です。
今回は「なぜ人は眠らなければならないのか」「睡眠が体と心にどんな影響を与えるのか」について、改めて考えてみたいと思います。
人間はなぜ眠る必要があるのか
人は眠らないと、心身のバランスを保つことができません。
ご存知の通り、睡眠不足が続くと集中力や判断力が低下し、仕事や日常生活のパフォーマンスが著しく低下します。
さらに、日中の活動で生じた老廃物が溜まっていき、病気や健康リスクにつながります。
それらを眠って休ませることで、脳は情報を整理・記憶として定着させ、溜まった老廃物を除去したり自律神経やホルモンバランスが整えられるなど、心身を回復させてくれます。
このように、睡眠は単なる「休憩」ではなく、
人間の生命活動を支えるメンテナンスの時間なのです。
しかし現実は、夜更かしや睡眠不足が当たり前になっている人も多いでしょう。
「昼間に眠くなる」「集中できない」「目の下にクマができる」などのサインは、体が出している寝不足のサインとも言えます。
夜更かしなどは何度か経験あると思いますが、睡眠不足を続ける生活は長い目で見ても決して良い行動とは言えません。
睡眠は夜だけではない ― 昼寝の効果
睡眠というと夜にまとめて取るものというイメージがありますが、実は昼間の睡眠も非常に重要です。
短時間の昼寝には、脳の疲労を回復させ、集中力や判断力を高める効果があります。また、自律神経を整え、ストレスを和らげる働きも期待できます。
特におすすめなのは、10〜20分程度の短い昼寝です。
このくらいの時間であれば深い眠りに入りすぎず、夜の睡眠にも影響しにくいとされています。
上手に昼寝を取り入れることで、午後のパフォーマンスが向上し、1日をより快適に過ごすことができます。昼寝は「怠け」ではなく、効率よく働くための立派な「戦略」なのです。

まとめ
人は一生のうち、およそ3分の1を睡眠に費やすと言われています。
それほど多くの時間を使う故に、私たちは少しくらいは睡眠は削っても良いかなとつい睡眠を後回しにしてしまいがちです。
しかし、睡眠不足が続くと心や体のバランスは少しずつ崩れていきます。
十分な睡眠をとることで脳はリフレッシュされ、体は回復し、本来のパフォーマンスを取り戻します。
睡眠とは単なる休息ではなく、日々を健やかに生きるための大切な土台なのです。
睡眠を削って得られるわずかな時間よりも、質の良い睡眠によって得られる集中力や健康のほうが、結果的に人生を豊かにしてくれます。
まずは睡眠時間や睡眠環境を少しずつ意識することから始めてみてはいかがでしょうか。


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