運動は体に良いと分かっていても、なかなか続かないという人は多いのではないでしょうか。
人は「進歩している」「効果が出てきた」という実感がないと、モチベーションを保つのが難しく、気づけば三日坊主になってしまいがちです。
しかし実際には、運動をしない生活が続くことで、体力の低下だけでなく老化の進行やメンタル面への悪影響も少しずつ現れてきます。
この記事では、運動によって得られる効果と、運動が苦手な人でも続けやすくなるコツを紹介します。
1. なぜ運動は健康に良いのか
人は本来、体を動かすことを前提に進化してきました。
昔は狩りをして獲物を追い、食料を得るために一日中体を動かしていた時代もあります。
しかし現代では、コンビニや宅配サービスの普及により、ほとんど体を動かさなくても生活できるようになりました。
その結果、筋力は落ちやすくなり、カロリーの高い食事を摂りすぎることで、肥満や生活習慣病が当たり前のように見られるようになっています。
こうした背景からも、意識的に運動を取り入れることが健康維持には欠かせないと言えます。
1-1. 体力・筋力の維持
軽い運動でも毎日続けることが出来れば、筋肉はしっかり刺激されて疲れにくい体を作ることができます。
また、心肺機能の向上や血流の改善にもつながり、年齢を重ねても動きやすさを保てるのが大きなメリットです。
1-2. ダイエット効果
体重が減る基本的な仕組みはとてもシンプルです。
摂取カロリーより消費カロリーが多い状態を作ることで、体は脂肪をエネルギーとして使うため体重を減らします。
本格的にダイエットを行う場合は食事管理も重要ですが、運動を取り入れることで体が引き締まり、見た目が若々しくなるというメリットもあります。
1-3. ストレス解消・メンタルの安定
体を動かすと気分転換になり、不安やイライラが軽減されやすくなります。
ストレス発散でお酒やジャンクフードを食べたりする人も多いと思いますが、それだけではストレス発散としては効果が薄いです。
何かを吸収するよりスポーツなどで体を動かして外に発散する方がうまく解消できます。
人は一時的にストレスがかかると、イライラしたり落ち着かなくなったりして行動力が上がる人も多く、そのエネルギーを運動に向けることで健全に発散できます。
結果として、ストレス解消と健康づくりを同時に行える、一石二鳥の効果が期待できます。
1-4. 生活習慣病の予防
運動は血流を改善し、脂肪燃焼を促して自律神経のバランスを整えます。
その結果、睡眠の質が向上し、高血圧・糖尿病などの生活習慣病の予防にもつながります。
特に継続的な運動は、インスリンの働きを助けて血管の柔軟性を保つ効果が期待されます。
1-5. 集中力が上がる
運動による集中力向上は、脳の血流改善だけが理由ではありません。
神経伝達物質の分泌、ストレスの軽減、脳機能の活性化など、複数の要因が重なって起こります。
体だけでなく、精神面にも多くのメリットがあるのが運動の特徴です。
2. 運動を習慣化させるコツ
運動を始めようと思っても、忙しさや面倒くささから、なかなか習慣にできない人は少なくありません。
運動を習慣化するには、頑張ることよりも「続けられる環境」を作ることが大切です。
ここからは、日常生活に運動を無理なく取り入れるための具体的なコツを紹介します。
2-1. 最初から頑張りすぎない
挫折する最大の原因は「やりすぎ」です。
「毎日30分走る」よりも、「1日5分ストレッチ」の方が圧倒的に続けやすくなります。
慣れてきて物足りなくなったら、少しずつ時間や運動量を増やしていけば問題ありません。
どんなに小さくても、続けることが何より大切です。
2-1. 時間と行動を固定する
「いつやるか」を決めることで、運動は習慣になりやすくなります。
- 毎日同じ時間にアラームを鳴らして5分筋トレ
- 起床後すぐに外に出てウォーキング
毎日同じ時間に行動を続けるとルーティーンとして身につきやすいです。
2-3. 取り掛かるまでの手間を減らす
運動器具やシューズを奥にしまっていませんか。
習慣化したいなら、すぐに使える場所に置くことが大切です。
長くても「20秒以内に始められる環境」にして、取り掛かるまでに余計なことを考える時間を無くすることがコツです。
私はヨガマットを常に広げて、いつでも運動できる状態にしています。
2-4. 「できなかった日」を責めない
続かなかったときに自分を責めると、そこでやめてしまいがちです。
できない日があっても問題ありません。
もし5日で途切れてしまったら、次は「6日続ける」ことを目標にすれば良いのです。
やめないことより、やめてもまた始めることが大事です。
まとめ
運動には、やらない理由が見つからないほど多くのメリットがあります。
とはいえ、人は楽をしたい生き物です。
最初は無理をせず、どんなに小さなことでも続けることにフォーカスするのがおすすめです。
慣れてきたら少しずつ運動量を増やしていけば十分です。
運動を通して、苦手意識を克服し、自分のためになる習慣を一つでも増やしていきましょう。
もし続かなくても、落ち込むことはありません。やめてしまったらまた少しずつでも始めてみましょう。


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